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名探偵カッレくん [海外の作家 ら行]


名探偵カッレくん (岩波少年文庫)

名探偵カッレくん (岩波少年文庫)

  • 作者: アストリッド・リンドグレーン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2005/02/16
  • メディア: 単行本


<裏表紙あらすじ>
名探偵を夢見るカッレくんは、ある日エイナルおじさんの怪しい行動に第六感を働かせ、捜査を始めます。宝石窃盗団に迫ったカッレくんは、仲良しのアンデス、エーヴァ・ロッタとともにお城の地下室に閉じこめられてしまいますが……。


「エーミールと探偵たち」 (岩波少年文庫)(感想ページへのリンクはこちら)に続いて児童書です。
これも子どもの頃に読んでいました。しかも、かなりお気に入りだったはず。
だから、「懐かしい」と言いたいところですが、正直いって、まったく覚えていませんでした!

あらすじに明かされているので、少々のネタバレでも書いてしまいますが、子どもが宝石強盗団と対峙するというのは、かなり大胆なストーリーですね。そこはそれかなり間抜けな強盗ですが、それでも子どもには荷の重い相手ではないでしょうか?
そのあたりは、訳者あとがきでうまく書かれています。
「とくにスウェーデンの子どもたちの現実の生活の一面をいきいきとえがいていますが、同時に子どもたちの夢をもみたしているすぐれた作品、スリルとユーモアにあふれた痛快な読みものだと思います。」
その通り。
知恵とチームワークで、手ごわい敵に立ち向かっていく。
ロマンですねぇ。子どもの頃、わくわくして読んだはずです。

巻末のエッセイで、映画監督の山田洋次さんが、「寅さんシリーズ」(の一部)は、この「名探偵カッレくん」 にインスパイアされている、と書いていらっしゃるのもなかなか趣深いですね。


<蛇足>
「ダブル、一部屋、ぼくらふたりに頼むよ」(130ページ)
というセリフがあります。
大人の男二人なんですけどね。ツインじゃなくて、ダブル!? うーむ。
つづく、
「かしこまりました。三十四号室がおよろしいと存じます」
の「およろしい」にもちょっとめまいが...
訳者が1903年生まれだということですから、時代を感じさせて楽しくもあるのですが。若い子どもはどう受け止めるでしょうか?


原題:Masterdetektiven Blomkvist
作者:Astrid Lindgren
刊行:1946年
翻訳:尾崎義


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コメント 2

センニン

ご訪問 & nice! ありがとうございました。
また遊びに来ます。
by センニン (2015-09-07 20:36) 

31

センニンさん、 ご訪問 & nice! ありがとうございました。
また、よろしくお願いします。

by 31 (2015-09-07 22:11) 

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