So-net無料ブログ作成
検索選択

民王 [日本の作家 あ行]


民王 (文春文庫)

民王 (文春文庫)

  • 作者: 池井戸 潤
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/06/10
  • メディア: 文庫


<裏表紙あらすじ>
「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ!」 漢字の読めない政治家、酔っぱらい大臣、揚げ足取りのマスコミ、バカ大学生が入り乱れ、巨大な陰謀をめぐる痛快劇の幕が切って落とされた。総理の父とドラ息子が見つけた真実のカケラとは!? 一気読み間違いなしの政治エンタメ!


漢字の読めない政治家や酔っぱらい大臣というと、あからさまなモデルがありますね。
池井戸潤、売れてきたから、現実によりかかった小説をてすさびに書いたんだろなぁ、いただけないなぁ、というのが、読む前の感想。

読んでみてびっくり。
あらすじではわからないようになっていますが、遠藤憲一、菅田将暉主演で、ドラマ化されたので有名になっちゃったと思いますから明かしてしまいますと、総理とそのバカ息子が入れ替わってしまう、という設定なんですね。
ドラマを見ていないので、その辺を知らずに読んでびっくりしました。
漢字が読めなかったり、とんちんかんだったりしたのは、バカな大学生の息子が中身だったから、というわけですね。なるほど。
入れ替わりのメカニズムにも、SFチックですが、陰謀が...というあたりも、楽しい仕掛けでしょう。

だからと言って、安直な小説が安直でなくなるわけでもなく...そのあたりはシビアにみる必要があるでしょう。
ドタバタコメディとしても上質とはいいがたい。
ただし、さすがは池井戸潤というべきか、ステレオタイプながらも、泣かせ処というか、聞かせ処というか、ラストではしっかりと盛り上げてくるんですね。
主張は生硬で、ありきたりですが、そのぶん普遍性があって、理解しやすい。
こういう作品ばかり書かれると困りますが、1作くらいこういうのに寄り道してもらっても、まあ、よし、ということでしょうか。

タグ:池井戸潤
nice!(17)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 17

コメント 2

Kun-KunBEAR

ドラマ、面白くて見てました!
遠藤さん演じるバカ息子がすごく笑えました〜。

今月は
久しぶりの続編「アンフェア」と「陽気なギャング。。。」
読む予定でーす(^o^)
by Kun-KunBEAR (2015-10-12 08:11) 

31

Kun-KunBEARさん、こんばんは。
nice! & コメント ありがとうございます。

ドラマはやはり面白かったんですね。
肩の凝らないドラマ向きのストーリーだなぁ、と感じました。
by 31 (2015-10-12 21:50) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL: