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Q.E.D.証明終了(45) [コミック 加藤元浩]






この第45巻には「金星」と「初恋」の2つの話が収録されています。

「金星」は、メディア研究会を舞台にした殺人事件を描いています。
折々に「金星人サージェの宇宙冒険旅行」というマンガが挿入されるんですが、この効果がよくわからない。
事件のトリックも陳腐ですしねぇ(失礼)。
それよりも、可奈が嫉妬したってことの方が、ポイント!?

「初恋」は、高校生の仲間の殺人事件です。
「金星」と仕掛けが似ているのがポイントでしょうか?
トリックの着想はおもしろいと思いましたが、問題点も浮かびましたし、なにより動機がちょっと...これはいただけませんね。
問題点というのは、ネタバレになるので、色を変えて書いておきます。
ベランダの避難ハッチって、そもそも下から簡単に開くものでしょうか? そして、避難ハッチは開けた際、下の階に避難するためのハシゴが出てくるものだと思うのですが、トリックの邪魔にならないでしょうか? 邪魔にならないとして、外から見えてしまうのではないでしょうか? 見えないように洗濯物と思しきものが描いてあるようですが、避難ハッチの下には洗濯物が干せないように、物干しざおなんか設置されていないと思うんですよねぇ。
どうもすっきりしません。
また、サム・ロイドのパズル「トリック・ドンキー」が引用されているのですが、もう一つうまく喩えとして使われていない気がしました。

次の46巻には、「初恋」で予告されている「例の落語家の人たちの事件」というのが出てくるようです。




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