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天使と歌う吸血鬼 [日本の作家 赤川次郎]


天使と歌う吸血鬼 (集英社オレンジ文庫)

天使と歌う吸血鬼 (集英社オレンジ文庫)



<裏表紙あらすじ>
人気遊園地〈Mワールド〉を訪れたエリカたちを待っていたのは、突然の「入園禁止」!? 聞けば、外国の要人が視察に訪れており、その歓迎式典で、ある女性歌手が歌声を披露するというのだが!? 表題作の他に、存在を忘れられたエレベーターと事件を解決!? 『吸血鬼とさびしいエレベーター』 不思議な〈水の流れ〉を追う『水の流れと吸血鬼』の2編を収録。シリーズ最新刊!!

「吸血鬼はお年ごろ」シリーズ 第33弾。
第32作だった前作「路地裏の吸血鬼」 まではコバルト文庫からだったのですが、この「天使と歌う吸血鬼」 から、新レーベル集英社オレンジ文庫となりました。

レーベルが変わっても、正義とか、人情とかを重視する作風は変わらず、かつ、薄い、薄い。
レーベルも変わったことだし、この辺であらためてこのシリーズで長編を書いてみてはいかがでしょうか? と「路地裏の吸血鬼」 の感想(リンクはこちら)と同じことを書いておきます。
クロロックという吸血鬼を登場させるだけあって、怪異現象を怪異現象として出すことができますから、作品の幅も広げやすいのではと思うので、ぜひ。



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三毛猫ホームズの回り舞台 [日本の作家 赤川次郎]


三毛猫ホームズの回り舞台 (カッパ・ノベルス)

三毛猫ホームズの回り舞台 (カッパ・ノベルス)

  • 作者: 赤川 次郎
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2015/05/20
  • メディア: 新書


<裏表紙あらすじ>
〈劇団Z〉に忍び寄る黒い影、女子中学生の死……。 複雑に絡み合う因縁を、片山とホームズが暴き出す!
晴美の友人が所属する〈劇団Z〉の舞台を見に来た片山刑事たち。終演後、劇団主宰者の土方冬彦らとの食事中に、かつての劇団員・副田百合が現れ、彼女とドラマで共演したアイドル・安東マリエが「土方は先が長くない」という噂話を聞いたと忠告する。そのマリエの実父・水科拓郎は、夜の町で出会った女子中学生・有田文江とホテル街へ向かう。しかし、その直後、文江が死体となって発見される! 彼女は生前、TV局のプロデューサーらしき人物に声をかけられていた…。犯人は一体誰なのか!? 大人気シリーズ第50弾!!


ここから7月に読んだ本の感想となります。
ついに、三毛猫ホームズシリーズも第50作。
しかし、この「三毛猫ホームズの回り舞台」 が出たのは今年の5月で、前作である「三毛猫ホームズの闇将軍」 (カッパ・ノベルス)が2013年6月だったので、ほぼ2年ぶりの新作だったのですね。
とはいえ、50作目の記念作なので慎重に書いた、というわけでもなさそうです。
残念だなと思ったのは、表紙のデザインが変わってしまったこと。
ずっと続けてこられた永田力さんが2014年7月にお亡くなりになったので仕方ないことですが、本当に残念です。
まさか、永田さんにかわる画家を探すのに時間がかかっていた!? (本作は小説宝石2015年2月号まで連載されていたので、そういうわけでもありませんね)

いつものような作品で、いつものように晴美とホームズと片山刑事(と石津刑事)が活躍します。
舞台が劇団で、アイドルも登場というと、まさに赤川次郎によくある設定と人物ですが、かえってその方が50作目にふさわしいのかもしれませんね。
ラストも、無茶だな、と思えても着地してみせますし、ベテランの余裕を感じさせる作品となっています。





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四次元の花嫁 [日本の作家 赤川次郎]


四次元の花嫁 (ジョイ・ノベルス)

四次元の花嫁 (ジョイ・ノベルス)

  • 作者: 赤川 次郎
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2014/12/11
  • メディア: 新書


<裏表紙あらすじ>
その「花嫁」は妄想? 幻覚? それとも……
ブライダルフェアを訪れた女子大生・塚川亜由美と親友の神田聡子は、知人の一柳徹と出会った。フェアスタッフの河本みどりによれば、結婚を控えた彼は式の日程もドレスも一人で決めて、婚約者が一度も姿を見せていないという。一柳の花嫁は実在するのか? 本当に結婚するつもりなのか? 亜由美に調査を依頼したみどりだったが、仕事帰りに何者かに襲われて……。表題作のほかに「花嫁たちの袋小路」を収録。


花嫁シリーズも28作目。年末に新刊が出るシリーズなので、半年間積読でした。
でも、読むのはあっという間。
表題作「四次元の花嫁」と「花嫁たちの袋小路」の2話収録。

「花嫁たちの袋小路」には、夫がリストラに遭い、置き引きを職業(?)にすることになる女性が出てきます。
で、置き引きをしているところを悪い人間に見つかり、更に大きな悪事を...
このあたりのテンポの良さが、赤川次郎の赤川次郎たるゆえんでしょうか。
そしてまた、赤川次郎らしい着地へと。

「四次元の花嫁」には、殿永刑事の姪(あらすじに出てくる、河本みどり)が登場し、亜由美たちに調査を依頼(!) します。
殿永は
「塚田さんが絡むと、殺人事件になったりしますからね」(132ページ)
なんて言ったりしていますが(笑)。
「四次元」というのは若干見当違いの気がしますが、描かれる事件の背景がどぎついので、ちょっと嫌な気分になりました。しかし、妄執は恐ろしいというのか、なんというのか...

この「四次元の花嫁」 で、6月に読んだ本の感想がようやくおわりました。



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肌色のポートレート: 杉原爽香〈41歳の秋〉 [日本の作家 赤川次郎]


肌色のポートレート: 杉原爽香〈41歳の秋〉 (光文社文庫)

肌色のポートレート: 杉原爽香〈41歳の秋〉 (光文社文庫)

  • 作者: 赤川 次郎
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2014/09/11
  • メディア: 文庫


<裏表紙あらすじ>
大規模な都市開発プロジェクトに携わる爽香は、慣れない交渉に苦戦気味。そんな折、関連企業の社員・小林京子が二人組の男に誘拐される場面に遭遇し、間一髪救出する。そして彼女の口から語られた厄介な社内問題。親族の死などの私生活に追われながらも、思いとは裏腹に爽香は危険な騒動に巻き込まれていく……。登場人物たちが年齢を重ねる大好評シリーズ第27弾!


2014年9月に出た本を2015年5月にようやく読んで、その感想を9月に書いている...
もう次の「えんじ色のカーテン: 杉原爽香〈42歳の冬〉」が今月出ることが決まっていますね。
感慨深い(?) のは、やはり、爽香も年齢があがってきたので、死や老いの翳があちこちで色濃くなってきていることでしょうか。

出世争いとか派閥争いとか、現実にもあることだとは思いますが、なんだか時代がかってみえました。
いまどき怪文書...
週刊誌とか見ていると、実際にもあるんだなぁ、という事象ですが、どうもリアルには感じられませんでした。

いつも厄介ごとに巻き込まれる爽香ですが、たまには、そう、これだけシリーズも巻を重ねてきたのですから1冊くらいは、爽香の子供世代(甥とか姪とかでも当然OK)の活躍を取り込む、明るいトーンのストーリーにしてあげてくださいね、赤川さん。
それじゃあ、物語になりにくい? でも赤川次郎の腕なら、十分読める話になると信じています。

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路地裏の吸血鬼 [日本の作家 赤川次郎]


路地裏の吸血鬼 (コバルト文庫)

路地裏の吸血鬼 (コバルト文庫)

  • 作者: 赤川 次郎
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/07/01
  • メディア: 文庫


<裏表紙あらすじ>
楽しかったはずの学生生活……。気付けば、就職もままならず貧乏生活を送る峰岸の前に突然、立派なドアが現れて!? 豪華な食事に、妖しげな美女、謎の路地裏に隠された秘密を正義の吸血鬼父娘が追う! 表題作の他に、人気女子大生キャスターが狙われた!? 『吸血鬼の人生相談所』、エリカとクロロックドイツを舞台に大活躍! 『吸血鬼の出張手当』の2編を収録した大人気ミステリー最新刊!!


「吸血鬼はお年ごろ」シリーズ 第32弾。
毎回このシリーズには同じことを言っていますが、それにしても、薄い本ですねえ。
しかも、ページを開いていただくとわかりますが、スカスカ。
一行の文字も、行数も少ない。ページの白さにびっくり。
1編1編も短すぎますね。
表題作「路地裏の吸血鬼」も「吸血鬼の人生相談所」も「吸血鬼の出張手当」も、さて、と考える暇もないうちに解決されてしまいます。
容疑者もそんなにはおらず、手掛かりもろくにない状態。それでも真相にはたどり着く。

毎年このシリーズの新刊を出す必要はないのではないでしょうか? 
無理矢理薄い本を出すよりは、2年あるいは3年に1冊というようにすべきでは?



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真夜中の散歩道 [日本の作家 赤川次郎]


真夜中の散歩道 (GENTOSHA NOVELS)

真夜中の散歩道 (GENTOSHA NOVELS)

  • 作者: 赤川 次郎
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2014/04/24
  • メディア: 新書


<裏表紙あらすじ>
「三代目神崎茜先生」と名のる茜は新米霊媒師。修業中の半人前なのに、生前はニュースキャスターだった幽霊・一色大吾から「僕が殺された事件を調べてくれ」と、両手を合わせて拝まれてしまった。しぶしぶ犯人探しに協力していた茜はひょんなことからTVに出演して話題を呼ぶが、そのうち自分にまつわる恐ろしい事実に気付き……。キュートなヒロインが機転と不思議な力で敵に立ち向かう、痛快ユーモアミステリー!


いままで素人だった女の子が、ひょんなことからTV (芸能界)デビューして、スターの階段を駆け上っていく、というのは、赤川次郎では定番と言ってもよいストーリー展開です。
そして主人公の茜のキャラクターが、これまた赤川次郎では定番と言ってもよいキャラクター。
こういう定番中の定番のストーリーに、定番中の定番のヒロイン。
いやあ、もう、最強。
事件の進展とともに、望んでいないのに、着実に(?) 茜がアイドルとして成長していくのが見どころ。

ノンシリーズでここまで赤川次郎らしさに溢れた作品は久しぶりのような気もします--忘れているだけという可能性も大ですが...
まさに、The 赤川次郎 でした。

この「真夜中の散歩道」で、ようやく3月に読んだ本の感想が終わりました...

タグ:赤川次郎
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鼠、狸囃子に踊る [日本の作家 赤川次郎]


鼠、狸囃子に踊る (角川文庫)

鼠、狸囃子に踊る (角川文庫)



<裏表紙あらすじ>
女医・千草の下で働くお国は、お使いの帰り道に奇妙な光景に出くわした。林の奥の誰もいない場所で、お囃子が響いている。すぐさま〈甘酒屋〉の次郎吉に知らせるが、「番町の七不思議の一つ、『狸囃子』だぜ」と取り合ってもらえない。一方で、狸囃子の噂は、瓦版に載ったために江戸中の評判になる。仕方なく、様子を見に行くことにした次郎吉だったが、そこで囃子方の矢七の姿を見かけて……。大人気痛快時代小説、第7弾。


シリーズ第7弾です。前作「鼠、危地に立つ」 同様、単行本はなく、いきなり文庫で、2014年3月に出ました。

この第7巻には
「鼠、影を踏む」
「鼠、夢に追われる」
「鼠、狸囃子に踊る」
「鼠、キツネの恋に会う」
の4話収録。

「鼠、危地に立つ」 のとき、5話で240ページという薄さに文句を言いましたが、この「鼠、狸囃子に踊る」 は更に上を行く薄さ。
4話で164ページというのは、ちょっといくらなんでもあくどい商売じゃありませんか?
こんなのなら、「鼠、危地に立つ」 「鼠、狸囃子に踊る」 を併せて1冊にしてほしい。

さて、解説を、NHKドラマ化の際の脚本を担当された川崎いづみさんが書かれています。
その中にこんな一節があります。
「小説とドラマ。ジャンルは違えど、エンターテイメントを目指す作家にとって、その願いは鼠と同じではないかと私は思うのです。人生の様々な苦労、悩みを背負いながらも、毎日をひたむきに生きている方々に、ほんのひとときでも憂いを忘れて笑って欲しい。鼠小僧の笑顔に、嫌されて欲しい。
鼠の小判が作り出す、人々の笑顔--
私達が作ったドラマも、この小判の様に、皆様の毎日をささやかに照らすものであって欲しいと切に願うのです」
この解説、解説というよりは巻末エッセイに近いもののように見受けられたのですが、引用した部分は、最近の赤川次郎の作風を端的に言い表したものとなっていて、柔らかい印象ながら、すぐれた解説なのだなぁ、と感心しました。

それにしても、すこーしずつ、鼠と千草先生の仲は進展しているのでしょうか?
気になりますね。

次の「鼠、滝に打たれる」 (KADOKAWA)が2014年12月に出ています。


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偶像崇拝殺人事件 [日本の作家 赤川次郎]


偶像崇拝殺人事件 (講談社ノベルス)

偶像崇拝殺人事件 (講談社ノベルス)

  • 作者: 赤川 次郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/01/08
  • メディア: 新書


<裏表紙あらすじ>
人気絶頂の少女アイドルグループ〈スターダスト20〉。盛り上がったライブの終演後、会場のトイレで刺殺遺体が発見された!  被害者は過去にオーディションを受けた女子高生。彼女の手には、人気メンバーの携帯番号が記されていた。事件を担当することになった大貫警部は、メンバー内に犯人がいるのではと推理するのだが……。マスコミが騒ぐ中、名物プロデューサーの驚くべき決断が下されて、事件は新たな展開を迎える!

ようやく、この「偶像崇拝殺人事件」 (講談社ノベルス)で2014年に読んだ最後の本にたどりつきました。

大貫警部シリーズも第15弾。
「偶像崇拝殺人事件」
「大言壮語殺人事件」
「大型台風殺人事件」
「婦唱夫随殺人事件」
「殺人未遂殺人事件」
の5話収録です。

表題作には、スターダスト20、という名のアイドルグループが出てきます。AKB48 を想定した設定でしょうか? 箱崎課長がアイドルのファンというのも、赤川次郎ではなんとなくお馴染み感のあるところですね。
また、第4話で、“夫唱婦随”の夫と妻をひっくり返しているのがおもしろいですね。

最終話の「殺人未遂殺人事件」というタイトルは、昔、都筑道夫が『「殺人事件」殺人事件』とか『「殺人事件」盗難事件』とかいうタイトルの作品を書いていたことを思い出しました(いずれも
「妄想名探偵」 (講談社文庫)に収録されている短編です)。全然、関係ないんですけれどね。

シリーズ的には、前作「百鬼夜行殺人事件」 (講談社文庫)で見せた人がいい大貫警部というのが抑え気味になっていて一安心(?)。
フィクションの中ですから、大貫警部にはもっともっと傍若無人なままでいてもらわないとね。



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振り向いた悪魔 [日本の作家 赤川次郎]


振り向いた悪魔 (光文社文庫)

振り向いた悪魔 (光文社文庫)

  • 作者: 赤川 次郎
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2012/04/12
  • メディア: 文庫


<裏表紙あらすじ>
花園学園の三人組・由利子、旭子、香子は、駅で行き倒れ寸前の母娘を助けた。事情を聞くと、娘・なごみの父・弘之は、五年前に身に覚えのない殺人の嫌疑をかけられ、破滅に追いやられていた。無責任な情報を垂れ流したマスコミに恨みを持つ弘之は、当時の担当者たちに、「復讐のために殺す」と宣告してきたのだった。大人気シリーズ最新作が、文庫オリジナルで登場!


2012年4月刊行ですが、見逃していました。
悪魔シリーズ第10弾です。
このシリーズ、短編の「鏡の中の悪魔」(「青春共和国」 (徳間文庫) に収録)でスタートし、その後長編となりました。
「灰の中の悪魔」 (光文社文庫)
「寝台車の悪魔」 (光文社文庫)
「黒いペンの悪魔」 (光文社文庫)
「雪に消えた悪魔」 (光文社文庫)
「スクリーンの悪魔」 (光文社文庫)
「やさしすぎる悪魔」 (光文社文庫)
「納骨堂の悪魔」 (光文社文庫)
「氷河の中の悪魔」 (光文社文庫)
「シンデレラの悪魔」 (光文社文庫)
これだけ並ぶとなかなか壮観(?) ですね。

個性的な女子高生三人組の活躍を描くシリーズです。三人三様、それぞれ記号っぽい性格付けがされていまして、この組み合わせがコミカルで楽しい。
今回は、マスコミの横暴・身勝手さが取り上げられています。
そのなかで中心的に描かれている郡岐江というキャラクターが、決して好感のもてる人物ではないのですが、そのバイタリティ、しぶとさは、いっそすがすがしいほど(?)。
全般的に戯画化されていますので、リアリティを求める方にはちょっとおすすめできないですが、赤川次郎らしい、ファンタジックな設定・ストーリー展開と、くっきりとした人物が楽しめます。


<蛇足>
21ページに「確か、いくらだかの借金を踏み倒したという別件で連行され……」というせりふがあります。
地の文ではないので、話者がそう思い込んでいるだけ、という解釈は可能ですが、逮捕はされていないとはいえ、借金を踏み倒して連行される、というのはどういうことでしょうか? 
借金を踏み倒す、というのが犯罪になるというのは、ちょっとわかりません。何罪? まさか詐欺罪?



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鼠、危地に立つ [日本の作家 赤川次郎]


鼠、危地に立つ (角川文庫)

鼠、危地に立つ (角川文庫)

  • 作者: 赤川 次郎
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2013/12/25
  • メディア: 文庫


<裏表紙あらすじ>
ちょいとドジを踏んでしまった〈鼠小僧〉こと次郎吉。忍び込んだ大名屋敷で、狙った大金はなく、いつもならそこで諦めるところ、ちょいと好奇心が頭をもたげた。開いている土蔵の扉に近づいた途端、侍と鉢合わせてしまったのだ。たちまち捕手が集まってきて、細い路地へ追い詰められる。一軒の長屋へ身を隠そうと戸を開けると、そこには血に染って死んでいる母と娘の姿が――。痛快エンタテインメント時代小説、第6弾!


シリーズ第6弾です。単行本はなく、いきなり文庫で、2013年12月に出ました。滝沢秀明主演でNHKドラマ化された影響でしょう。
「鼠、江戸を疾る」 (角川文庫)
「鼠、闇に跳ぶ」 (角川文庫)
「鼠、影を断つ」 (角川文庫)
「鼠、夜に賭ける」 (角川文庫)
「鼠、剣を磨く」 (角川文庫)
と来て、今回の「鼠、危地に立つ」 です。
「鼠、剣を磨く」 の単行本が出たのが2012年3月でしたから、ちょっと間が空きましたね。
でも、「鼠、危地に立つ」 のあと、すぐといってもいい2014年3月に「鼠、狸囃子に踊る」 (角川文庫)が出ています。
いやあ、すごい。

この第6巻には
「鼠、穴を掘る」
「鼠、待ち伏せする」
「鼠、危地に立つ」
「鼠、月に吠える」
「鼠、初雪に凍える」
の5話収録。
しかし、5話で240ページというのはちょっと薄すぎませんでしょうか?
もっとたくさん話を収録して、それなりの厚さの本にしてほしい...ドラマ化に合わせた出版だったのである程度無理をしたのだろうとは推察いたしますが。
これだけ薄いと、ちょっと各話ともあっけなく終わってしまいますが、そんな薄さでも登場人物の印象がそれなりに残るところは立派というべきなのでしょう。
いちばん今の赤川次郎らしいシリーズと言えるかもしれません。

次の「鼠、狸囃子に踊る」 を早く読まなきゃ。





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